熊ヶ畑のひまわり畑は遠い記憶を呼び起こす素晴らしさがある。
耕作を放棄した棚田にひまわりが咲き、脇にはかつて使用されていた鉄道、廃線が残っている。
棚田のひまわり畑の美しさは過ぎ去った少年時代…遠い夏の記憶をよみがえらせてくれる。
廃線は思春期のひと夏を描いた映画「スタンド・バイ・ミー」のように線路を歩くことができる。
暑い夏の中でひまわりを見たくなる。
言葉にできない想いに応えてくれるひまわり畑です。
ではレポート
熊ヶ畑のひまわり畑
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耕作放棄地の棚田に有志の努力により咲くひまわり畑です。
ひまわり畑の脇に昔使用されていた鉄道の線路が残っています。
場所は福岡県嘉麻市熊ヶ畑1403。
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私は廃線とひまわり畑の組み合わせに惹かれて訪れました。
線路を歩く、映画「スタンド・バイ・ミー」な体験と同時にひまわりを楽しめるわけですから。
ひまわりより廃線の方が珍しく、どちらかと言うと廃線に関心を寄せていました。
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しかし、現地を訪れて驚いた…棚田のひまわり畑がすごく良い。足を踏み入れて初めてわかる。
ひまわりの上を水色のトンボ、シオカラトンボが飛んでいる。
赤トンボは見かけるけど最近まったく見なくなった。
草を刈ったあぜ道をザクザク歩いているとカエルが跳ね、ひまわりの中に逃げこむ。
なんか、懐かしいです…田舎の祖父の家で過ごした記憶がよみがえる。
少年時代の夏休みがここにはありました。
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後日、知ったのですが熊ヶ畑のひまわり畑は無農薬で育てている。
周囲の自然とのバランスの中でひまわりが咲いているのです。
ここの良さは実際、肌で感じるのが1番。ぜひ訪れてみてください。おすすめです。
棚田なので一番上に上がるとひまわりを見下ろすことができますよ。
開花状況や熊ヶ畑ひまわり畑のことがFacebookのページで詳しく知ることができます。
廃線 上山田線
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1988年に廃線となった上山田線。飯塚市と豊前川崎を結んでいました。
駐車場からひまわり畑の棚田に行くには、廃線を横切って行く形となります。
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奥にはトンネルが見え、歩いて行けます。
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トンネル入り口付近に近づくと、ひんやりします。トンネル内の空気が流れこみ自然のクーラーです。
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線路を歩く…映画「スタンド・バイ・ミー」なことができるのは廃線ならではです。
現行路線では違法行為ですもんね。
駐車場
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駐車場は入り口入ってすぐ左側のスペースに止めます。車20台ほどの広さです。
まとめ
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廃線の魅力とひまわり畑が同時に楽しめる、熊ヶ畑のひまわり畑。
無農薬で育てたひまわり畑は素晴らしかったです。
一緒に連れてきた子供も駆け巡り楽しんでいました。
また来年も訪れたいひまわり畑です。